33人が本棚に入れています
本棚に追加
別世界
俺の体が真っ白な光に包まれた。
今俺は上下左右の判別ができない真っ暗な世界を通っている。
「頑張ってね♪」
隣りで誰かの声が聞こえた。
振り向くと、妖精みたいな小さな天使がいた。
「だれ!?ってか、ここどこ!?」
俺は尋ねた。
妖精は言う。
「今からあなたは全く別の世界へ行って、魔王を倒すの!あなたは何億人もの中から選ばれたの!」
俺は耳を疑ったが、目の前の状況をうかがえば、現実だと分かる。
「俺が!?よし、何かワクワクしてきたぞ!!」
俺は必ず魔王を倒すことを決意した。
そして前方から一筋の光が見えてきた。
「さ、頑張ってね!!」
「任しとけ!!」
そして俺は光に入っていった。
最初のコメントを投稿しよう!