†ゲーム開始†

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バンッ!! 三人は理科準備室に入って、龍が震える手で鍵を閉めた。 雄・龍「「『ハァハァハァハァ……ッ。』」」 三人は息を整えている。 光輝が呟いた。 『っ……何なんだよっ…マジでっ……。』 龍「本当に殺してるっ……。」 雄「俺達もっ……、本当に殺すしかねぇー……のかっ……。」 三人はただ黙った。 人は生きるためにあそこまで変わってしまうのか……。 本当に人を殺さなきゃいけないのか……。 誰もが後悔した。 誰もが恨んだ……。 何でこんなことになったのか… と―――………。 光輝がその沈黙を破った。 『何でこんなことになってんだよ……っ。』 雄「光輝……。」 光輝の声が微かに震えている。 『ふざけんなよ……っ!!』 そこから感じる、悲痛の心…。 龍「………。」 雄介達は光輝に何も言えなかった。
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