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パチ
電気がつき、一気に教室が明るくなった。
電気をつけた光輝達は、今の現状に後悔した。
床と机が血で染まり、殺された女子生徒は無惨に床に転がっていた。
原形を留めずに―――………。
光輝達は驚いて、後ろに下がりながら冷汗を流した。
血の臭いが光輝達を包む。
雄・龍「「『っ!!!!』」」
あまりの残酷さと臭い、気持ち悪さに龍は座り込んで吐いた。
龍「ぅっ……おぇっ…!!ゲホッ…」
雄「龍っ!!大丈夫かっ!?」
雄介は龍に近寄り、背中を摩っていた。
龍「ハッ…ハッ…ハッ…。」
龍は涙目で頷く。
『なんでこんな…っ!!』
光輝は顔を歪ませながら言った。
嫌な汗が頬を伝う。
この光景でも顔色一つ変えず、ただ妖笑に笑う俊也が光輝達にはあまりにも怖過ぎた。
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