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光輝達の会話は続く。
『だからって殺していいのかよっ!!』
俊也は光輝達を見ながら話した。
俊「ルールで言ってたじゃないか。一人しか生き残れないんだ。複数の人間が生き残れば、全員死んでしまう。」
俊「だから僕が殺してあげてるんだろう……??」
その言葉に龍はキレた。
龍「ふざけんなっ!!」
龍の言葉に肩を竦める俊也。
俊「ふざけた覚えはないよ。」
そんな俊也の態度に光輝は静かに呟いた。
『じゃあ、お前は友達を失った悲しみや苦しみが分かんのかよ……。』
『てめぇに分かんのかよっ!!』
けれど、俊也はさも当たり前と言わないばかりに答えた。
俊「分かる訳ないさ。だって殺してるのは僕だよ??」
俊也の目が一気に変わった。
俊「君達が僕の苦しみを分かんないのと同じだよ。」
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