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『…っ!!』
光輝は肩をびくつかせた。
俊也は続ける。
俊「君達にだって理解など出来ないだろう…??」
雄介はその言葉に反論した。
雄「お前に何もしてない人間だっているだろうっ!!??何で無関係な奴らまで殺すんだよっ!!」
俊也は微笑みながら答えた。
俊「そうだね…。君達と同じ"見ていただけ"の人間もいた。」
けれど次の瞬間、俊也の態度は一変した。
俊「"見ていただけ"で助けようとしたかい??少しでも君達は止めたかい…??何もしなかっただろう…??」
俊「その"冷たい瞳"で見てただけだろうっ!!そいつらも同罪だよ…。傍観者であるコイツらも……。」
俊「君達も―――……。」
そう言って光輝達を指差した。
俊也は静かに微笑んだ。
俊「君達も送ってあげるよ。」
俊「コイツらと同じようにっ!!」
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