633人が本棚に入れています
本棚に追加
そう言って俊也はナイフを力強く握った。
俊「皆言ったよ…。"殺さないでくれ"、"助けて"って……。」
光輝達に一歩ずつ近付く。
俊「でも僕は聞かなかった…。聞こうとも思わなかった。良かったよー…??イジメてきた奴らの怯える顔がさ―……。」
俊也は静かに、けれど確実に光輝達に近づく。
俊「次は君達の番だよ……。さっきは逃がしたからね…。次は逃がさないよ――……。」
俊也が近づく度に少しずつ下がる光輝達。
俊「君達を全員殺して、僕が生き残るっ!!!!」
そう言って、俊也は光輝達の方に向かってきた。
俊也が真っ先に向かって行ったのは光輝だった。
『マジ……かよ…っ!!』
光輝は後ずさる。
雄・龍「「光輝っ!!!!」」
光輝は俊也の攻撃をなんとか避けていた。
俊「いつまで避けられるかな??」
そう言うと俊也は、光輝の一瞬の隙を見て光輝の腕を切り付けた。
最初のコメントを投稿しよう!