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駅前―――……。
時計台で待ち合わせをしていた光輝は時計台まで走った。
現在の時刻、午前12:45…。
時計台で待っていた雄介に光輝は片手を上げ、半分叫びながら声をかけた。
『雄介ぇーっ!』
すると雄介は光輝の声に気付き、振り返って近付いてきた。
「光輝、遅ぇーぞっ!」
雄介は若干、怒りながら光輝に叫んだ。
『悪ぃーって。』
その言葉に苦笑いしながら答える光輝。
「はぁ…。まぁ、いいけど。どうせお前のことだから寝てたんだろ……。」
雄介は呆れながら言った。
『さっすがっ!正解。』
雄「なにが正解だっ。遅刻した奴が威張るな。」
そんなたわいもない話をする光輝達。
雄介は光輝と同じ学校で、昔から二人は幼なじみとして付き合ってきた。
腐れ縁であり、親友でもある関係だった。
そんな二人は日頃の鬱憤(ウップン)を晴らすかのように遊んだ。
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