19

7/7

32360人が本棚に入れています
本棚に追加
/263ページ
「ずっと傍にいるよ」 耳元で零が囁く。 あたしはその一言だけで幸せになれる。 「…あたしも、零の傍にずっといる」 「愛してるよ」 零の腕の中にいるままキスをした。 チャペルの中にいるせいか、誓いのキスみたいに感じた。 ねぇ、零。 零と出会えて本当によかったよ。 あんまり口にして言えないけど、心からそう思ってる。 これからもずっと零といたい。 嬉しいときも、楽しいときも、悲しいときも、辛いときも、零とそれを分かち合いたい。 神様なんてあんまり信じてないけど、神に誓うよ。 一生涯、零を愛してくよ。 fin.
/263ページ

最初のコメントを投稿しよう!

32360人が本棚に入れています
本棚に追加