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「栞起きて!もうお昼だよ!」
「あれ?」
目が覚めると、自分の部屋にいた。いつの間に戻っていたんだろう。
「あたし、いつ部屋に戻って来たっけ」
「さぁ~?亜希が起きたら爆睡してたよ。てか!純也いないんだけど!」
「え?」
亜希が少し怒った顔で言った。
「エッチして、亜希そのまま寝ちゃってたら、いなくなってた。これってヤリ逃げじゃない!?栞、零クンの連絡先とか聞いた?」
「聞いてないや…」
「やっぱヤリ逃げだぁ!亜希こんなの初めて」
亜希がベッドに倒れた。
「本気で狙ってたのに…。こんな屈辱は初めて!」
亜希がわめいてるなか、あたしは零のことを考えていた。
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