11/12
前へ
/263ページ
次へ
体制が逆になる。 ソファに押し倒されたあたしはすぐに服を脱がされた。 「このラフなかっこも似合ってたよ」 そう言って零は楽しそうにスウェットとパンツを一緒に脱がせた。 「部屋の電気消して…んでそこのスタンドのライトつけて」 部屋に薄暗い照明だけが灯った。 「零…」 零と見つめ合う。 やっぱりまだちょっと恥ずかしい。 「栞からキスして」 言われた通り、あたしからキスをした。 しばらくキスをしていると、零があたしの頭を掴んだ。 「んっ!」 舌が絡まりあう。 あたしは今日も零にされるがままだ。 それも悪くない。 いや、むしろされるのが好きなのかも。 .
/263ページ

最初のコメントを投稿しよう!

32358人が本棚に入れています
本棚に追加