始まり

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名前も知らないその子のことが、一日中頭から離れなかった。 次の日学校に行っても上の空で、友達にキレられたほどだ。 授業で当てられても気づかず、教師にも叱られた。 なんだか情けなくて…落ち込んでいた帰り道。 塞ぎ込んでいた俺だけど、駅の前に差し掛かった瞬間テンションは一気に上がった。  
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