いち
10/15
読書設定
目次
前へ
/
115ページ
次へ
その日は、いつもより深く潜りすぎた気がした。 海の色はいちだんと暗く、ドーターの元に光りを届かせない。水も冷たくなってきた。 ドーターには他の人間にはない、空気の層があって、それが薄く彼女の体を包んでいた。 海の中でも、風は彼女について来ていたのだった。 そのおかげで彼女は、かなり長い時を海の中で過ごせるのだ。
/
115ページ
最初のコメントを投稿しよう!
28人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
10(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!