機動傭兵 ガラパゴス

第1章、異世界から来た男

第二次世界大戦に敗れた日本は、アメリカの占領下で、51番目の州として再建の道を歩む事になった。

日本の独立を目指す、反政府組織に対してアメリカ政府の取った手段は、傭兵の投入！。

非武装地域である日本は、軍備を持つ事が出来ない為米軍の一部を日本自治政府に貸す形の措置であった。

その傭兵ってのが、彼等(極東方面防衛艦隊)だ。

アメリカ製の航空機動戦艦ガラパゴスが、彼等の巣であり家であった。

そんな、戦いの中、奴らはやってきた。

嵐の中、突如現れた、二機の機動兵器。見た事の無い型式、反政府軍の機体ではない！。

二機は彼等の目の前で、壮絶なドックファイトを繰り広げる。

一機のビームの流れ弾が、同型艦、タスマニアを直撃し航空甲板を横一文字に斬り裂いた。一直線に船底まで貫通されたタスマニアは轟沈する事になる。