Alive-to-Wild-thing

目が見えないかも？暗転

二人目が生まれ5ヶ月になったある日、右目だけがチクチク痛い。
コンタクトレンズを3日もしっぱなしだったからまた角膜炎やったかも。

風邪ひいたみたいで鼻も出るし、病院にいくか。

それが始まりだった。まさかそれが酷くなるなんて誰も思わなかった。

病院に行くとただの風邪と診断された。

「大事にしろよな～。まだ乳飲み子抱えているんだからさ～。」
いつも何も言わない父の言葉にポリポリ頭を掻きながら「だぁいじょーぶだよぉ。いつもの風邪だからさ～。」と返したのを覚えている。

今思えば素直に「気を付ける」と言えなかった自分が情けない。

次の日の朝は目の痛みで起きた。

瞬間的に時計を見た。
(今何時？ねぼうしたかな！やばい！)

と同時にドッチボールが眼球にぶつかった様な痛みが走る。

痛みのせいで悶絶し、片目だけ号泣。
端から見れば何かにぶつかったとしか見られない。
だからそばにいた旦那も「何やったの？」っという反応だけだった。

ここで病院に行かず様子を見る。
何か入ってしまったのかな？と思い何度も鏡を見るが何も見つからない。
取り敢えず冷すと楽なのでその日は、冷やす→鏡で見るの繰り返しで終わった。

翌日に落とし穴に突き飛ばされる様な事が起きるとは全く思わなかった。