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ここから、ヤッサンの暴走モード突入します。
ヤッサン「僕だって、手術して治せるならとっくにやってますよ!」
バカ兄貴「じゃあ、とっとと手術すりゃあ良いじゃねえか!」
ヤッサン「過去に○さんと同じ視神経炎の患者三人に手術しましたよ!
皆、手術後に開眼して五分以内に失明しました!
最初の患者はどうしても生まれた我が子の顔がみたいって言って、手術して・・・本当に一目見て失明した!
二人目は高齢者だった。
旦那の顔焼き付けたいからって言って凝視したまま三分で失明した!
三人目は女子大生、○さんのご家族と同じ考えで強い希望で手術した!
結果は・・・彼女は光を取り戻す事無く失明した!
皆・・・手術しなければ僅かな光、僅かな色を感じられたのに!!
根拠無しで手術しないんじゃない!
僕は失明するって解っていて手術することは出来ない!!
光を失う手助けなんかしたくないんだ!
あなた方は彼女(私)に光を失って欲しいのか!?」
ヤッサンは私のカルテをバンバン叩きながら、ババアとバカ兄貴に向かって吠えたてた。
ババアとバカ兄貴はヤッサンの勢いに圧されて何も言わない。
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