快楽殺人について

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大日本帝国は神の国であり、神の為に死ぬ。これが素晴らしいというわけだ。 現代人の私としてはこれは莫迦げているとしかいいようがないが、確かに過去の人間にとって日本は神の国であった。というのは紛れもない事実なのである。 此処では、“神の国”が国民の命を捧げるに値した理由に着目したい。  この場合、立てる事のできる仮説というのは2つである。 1つは、神の国というものを国民は信じきっていて、自分の命はそれに満たない矮小なモノである。 という、“神国崇拝思考”と、自分の命は日本という国にも満たない矮小なモノである。 という、“自己否定思考”の2つである。以上の2つのモノは完全な私の造語である。 この2つは似ているようで完全に別のモノである。
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