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琴子:「飲み物は何?」
倫:「僕のが果汁100%オレンジジュース♪
お姉さんのは、余計な物はいれていない紅茶。
そして悟のは…。」
悟:「ぶっ!!不味い!!もう一杯!!」
琴子:「青汁ね!(笑)」
倫:「ピンポーン♪」
悟:「てか何で、俺だけ青汁!!」
納得いかん!!と悟は倫に抗議。
しかし、珍しく倫に言いくるめられている。
倫:「お姉さんを和ませる為だよ。」
悟:「お、そうか。それならまぁ…許そう。」
琴子:「ねぇ、そろそろ話さない?」
私は椅子に座り、話しを促す。
倫:「うん、そうだね。」
悟:「程々にな。」
―――――――――――――
倫:「僕達は気が付けば、お姉さんの中に居た。
でも、その前には僕達は存在していない。
僕達が存在したのは何時からか?それは、お姉さんが産まれて少しした時。
お姉さんが産まれて、僕達が産まれた。それは、とても不思議な出来事。」
私が産まれて、倫や悟が産まれた?
倫:「お姉さんが産まれなければ僕達は、ここに存在しなかった。
そうだよね?悟。」
悟:「あぁ。」
ちんぷんかんぷん(汗)
琴子:「私が産まれてだったら龍綺も当てはまるんじゃないの?」
倫:「ううん、龍綺と僕達は違う。全然違うんだ。
特別だからね。」
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