危険因子②

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琴子:「飲み物は何?」 倫:「僕のが果汁100%オレンジジュース♪ お姉さんのは、余計な物はいれていない紅茶。 そして悟のは…。」 悟:「ぶっ!!不味い!!もう一杯!!」 琴子:「青汁ね!(笑)」 倫:「ピンポーン♪」 悟:「てか何で、俺だけ青汁!!」 納得いかん!!と悟は倫に抗議。 しかし、珍しく倫に言いくるめられている。 倫:「お姉さんを和ませる為だよ。」 悟:「お、そうか。それならまぁ…許そう。」 琴子:「ねぇ、そろそろ話さない?」 私は椅子に座り、話しを促す。 倫:「うん、そうだね。」 悟:「程々にな。」 ――――――――――――― 倫:「僕達は気が付けば、お姉さんの中に居た。 でも、その前には僕達は存在していない。 僕達が存在したのは何時からか?それは、お姉さんが産まれて少しした時。 お姉さんが産まれて、僕達が産まれた。それは、とても不思議な出来事。」 私が産まれて、倫や悟が産まれた? 倫:「お姉さんが産まれなければ僕達は、ここに存在しなかった。 そうだよね?悟。」 悟:「あぁ。」 ちんぷんかんぷん(汗) 琴子:「私が産まれてだったら龍綺も当てはまるんじゃないの?」 倫:「ううん、龍綺と僕達は違う。全然違うんだ。 特別だからね。」
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