危険因子②

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グサッ! 悟:「…。」 悟の頭に一本のハサミが見事に命中。 しかも額に。 倫:「ざまぁーみろ!!」 悟:「…………。」 悟は何も喋らず俯いてる。 ハサミの刺さった額からは赤い液体が…(汗) 龍綺:「ヤバいな…。」 琴子:「どうヤバいの?」 龍綺:「あいつ確実にキレたぞ。」 悟を見て言う。 琴音:「(巻き込まれる。)」 龍綺:「此所から逃げた方が良いな。」 そう言い、私と琴音を安全な場所へ誘導。 ………………。 琴子:「何もこんなに離れなくても良いんじゃない?」 龍綺:「いや、これくらい離れないとマジでヤバいから。」 悟と倫の姿が豆粒まではいかないけど、相当小さく見える所まで私達は移動した。 悟:「倫…。」 ゆらりゆらり、揺れて見える。 倫:「なんだよ?」 悟:「許さん!!!!!!」 言い、悟は表情が解らない様にピエロ姿になり空間から沢山の、ありとあらゆる刃物(ハサミ・ナイフ・包丁・フォーク・針・カッター等々)を自分の周りに出し、倫目掛けて投げた。 倫:「何だ!?自分が悪いくせに何しやがる!!」 言い、避ける。 しかし、全部は避けきれず腹部に5本、刃物が刺さった。 琴子:「と、止めてよ!!」 怖い! 何で私の中で争うのよ!! 前に途中で喧嘩を止めたせいか、恐ろしい事になってる(汗)
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