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グサッ!
悟:「…。」
悟の頭に一本のハサミが見事に命中。
しかも額に。
倫:「ざまぁーみろ!!」
悟:「…………。」
悟は何も喋らず俯いてる。
ハサミの刺さった額からは赤い液体が…(汗)
龍綺:「ヤバいな…。」
琴子:「どうヤバいの?」
龍綺:「あいつ確実にキレたぞ。」
悟を見て言う。
琴音:「(巻き込まれる。)」
龍綺:「此所から逃げた方が良いな。」
そう言い、私と琴音を安全な場所へ誘導。
………………。
琴子:「何もこんなに離れなくても良いんじゃない?」
龍綺:「いや、これくらい離れないとマジでヤバいから。」
悟と倫の姿が豆粒まではいかないけど、相当小さく見える所まで私達は移動した。
悟:「倫…。」
ゆらりゆらり、揺れて見える。
倫:「なんだよ?」
悟:「許さん!!!!!!」
言い、悟は表情が解らない様にピエロ姿になり空間から沢山の、ありとあらゆる刃物(ハサミ・ナイフ・包丁・フォーク・針・カッター等々)を自分の周りに出し、倫目掛けて投げた。
倫:「何だ!?自分が悪いくせに何しやがる!!」
言い、避ける。
しかし、全部は避けきれず腹部に5本、刃物が刺さった。
琴子:「と、止めてよ!!」
怖い!
何で私の中で争うのよ!!
前に途中で喧嘩を止めたせいか、恐ろしい事になってる(汗)
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