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琴音:「(消えた人格の記憶は私が受け継いだ。)」
琴子:「!?そんな事が出来るの!?」
琴音:「(私は特別。倫や悟とは違う、特別。)」
特別…。
琴音も特別な人格…。
私の中には特別?な人格が三人いるらしい。
琴子:「特別…か。」
私がポツリ呟くと、琴音は再びノートを見せた。
琴音:「(特に貴女は私にとって特別な存在。)」
琴子:「へ?」
私が私の別人格、琴音にとって特別?
悟:「ふふふ…。」
悟は不気味に笑い、空間から斧を出し、それを倫の右足に投げ切断した。
倫:「ぐっ…うぅ…っ!」
痛みを堪え、歯を食いしばっている。
悟:「痛い?」
ニヤリと笑い言う。
倫:「はぁ…うっ…。」
痛くて言葉が出ない様だ。
悟:「次は…首!!!」
言い、斧を首目掛け振り下ろす!!
バキキッ!
倫:「遅せーよ馬鹿。」
悟の腕から斧が落ちる。
悟が倫の首を切断するより早く、倫が悟の上半身を悟のより一回り大きい斧で切断した。
琴子:「!?」
声が出ない。
あまりのグロさに嘔吐しそうになる。
悟:「痛いなぁ倫…。」
上半身を切断された悟は笑いながら言った。
倫:「今度は五月蠅い口を静かにさせようか?」
悟:「お前には無理だ。」
倫:「やってやるよ。」
倫は悟の口を斧で頭蓋骨ごと切断しようとした。
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