二、いない
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ならば何故美術部に入ったのか。 それは倉本の誘いがあったからである。 倉本もみしろも、両親がいない。 彼はどうだか知らないが、みしろは十一歳――小学校六年生の時に、児童養護施設『かすが園』に入所した。 他の子供との共同生活にも直ぐに慣れ、左腕がなくともそれなりに普通の生活を送っている。 彼――倉本の存在を除いては。
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