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意味
(看護婦)…『おはようございます。昨日の件なんですが、うちのドクターよりお話があるそうなので、、少々お待ち下さい…。』
(先生)…『誠に申し上げにくいのですが…。。琢磨さんには、悪性の脳腫瘍があります…
この事故の衝撃により脳に血液が溜まり、腫瘍が出来たと思われます…』
(絵里)…『先生……治るんですよね…………[?][?][?][?][?]』
(ドクター)…『………。』
(絵里)…『琢磨はいつまで生きられるんですか[?][?][?]先生いつまで……………………』
(ドクター)…『余命は長くて三ヶ月です…』
(絵里)…『…そ……そんな…………。』
信じられない言葉に絵里は泣き崩れ、そして自分の中で一つ決心しました。
(絵里)…『琢磨の残り少ない時間を私はずっと傍にいてあげよう…❗そして病の事は決して本人には言わずに黙っておこう』
病室に戻ると琢磨は目を覚ましていた。
絵里は出来るだけ満面の笑みで
琢磨に接した。
(絵里)…『おはよう😌具合はどう[?]』
(琢磨)…『…うん少し頭がクラクラするけどなんとか…』
一週間が過ぎ、二週間が過ぎこんなやりとりにも限界がありました。
徐々に琢磨の体力は衰えていき、一ヶ月がたとうかという時にはもう起き上がるのが精一杯で 食事も殆ど残すようになっていた。
しかし絵里はずっと琢磨を励まし続け、いくつも努力を重ねました。
そしてもうすぐ絵里の二十歳の誕生日がくる………………。
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