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如何にも私たちはヤクザの下っ端ですよ、って言わんばかりの服装だ。
しかし、こーゆうやつらが一番めんどくせぇ。絡みがダルい。やけに香水臭いし、姿勢悪いし、くそがに股だし、バカ丸出しだ。
俺はできるだけ避けて、目を合わせそうとはせずにすれ違った。
ヤクザ：「学生さんよ、ちょいと待ちな。」
いつの時代のセリフだよ。
何気なく避けたはずが、裏目に出たか…
俺：「お金持ってませんよ。」
適当に逃げようとしたが金目当てかどうか知らんし、こちとら眠いんよ。
ヤクザ：「面貸してもらおうか？」
いやです。言っても良かったが、まぁ呼び止められた理由が知りたい。
俺は言われるがままについて行った。４人のヤクザにここまできれいに囲まれて歩くのは初めてだ。
つまらなくはない
ヤクザ：「おい、俺たちの顔になんかついてるんか？」
こいつらドラマの見過ぎだろ。だいたい、そんなことをわざわざ人目の少ないところまで来て言うことかよ。
やっぱり下っ端だな
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