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俺:「いや、ほくろ以外には見当たりません。」
まじまじと答えた俺に腹が立ったのだろうか、
ヤクザ:「なめてんじゃねーぞ、坊主!」
後ろにいた背の高いやつが殴りかかってきた。不意打ちはないわ。
後頭部を殴られた俺は軽い脳震盪を起こした。なんかふらふらするぜ。しばらくボコボコにされていたが、まぁ俺も人間だ。堪忍袋の緒がキレたのだろう。
俺:「やめといたほうがいいっすよ。」
30秒後、そこには泡を吹いてるヤクザ4人が倒れていた。
俺:(久しぶりに暴れたな。制服汚れたのはどう説明するか…)
そんなことを思っていたら一台の高そうな車がこっちに向かってくる。
俺:(またダルい絡みか?)
まさにそうだった。車は俺の目の前で止まり、ゆっくりとドアが開いた。
親分:「乗りなさい。」
誰だ?この大沢親分みたいなご老人は。隣にはミナミの竹内力か!?と思うほど似ているがっちりした男が座っている。
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