獄寺的クライシス

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獄寺的クライシス

目の前から10年前の10代目の姿が消えた。 いや、正確には自分が10年前の10代目の前から消えたのだ。 水無しの底なし沼に落ちていくような妙な浮遊感。平衡感覚を無くし、どこへ導かれるかも分からないまま落ちていく。 行き先は何処か。 答えを知る機会は、意外にも早く訪れた。 獄寺的クライシス  
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