:*:桜物語:*:

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瞳を開ければ感じる春🌸 風に香る春の息吹 今年も、と張り切れる今日だからこそ 独りになることに怯えて 桜の木の下、慌てて自分の居場所をとった あの頃の自分を思い出す 自分で必死に判ったつもりになろうとした 幼き日々も 今では甘い記憶になって 桜の花びらの上乗せて 空を見せてあげようと思った あの頃の僕は 桜の木みたいに背伸びして 同じところをぐるぐる回ってただけなのかも でも気づいたんだ たまには寄り道したり よそ見してもいいんだってコト 幹が1本だけの桜は かっこよくないでしょ? 空って、そんなに小っちゃなモノじゃないから どこか誇らしげ枝を伸ばす桜に 永遠(とわ)という名の幸福を――― そう あの頃の僕は 頑張りすぎて空回りしちゃっても 愛という名の木に,毎日水をあげてたのかも だってこうして 君の優しさ感じるから 散った花びらさえ全て愛せちゃうってコトも... 桃の羽衣まとった空からの使者が告げた、春の訪れと桜物語
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