入り口

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その人は色が雪見大福みたいに白くて髪は明るめの茶色。  目がすごくパッチリしていて睫毛はまっすぐ上にのびていた。  鼻もすっと通っていて、あまりにも綺麗すぎて見とれてしまいました。。    夢(仮名)と名乗るその人は、    『あらーこんなかわいらしい子が二人も騙されてこんな所にきちゃったのぉ?』    と外見と同じ高い可愛い声で言った。  笑顔もそりゃあ可愛いなんて言葉じゃ表現しきれない。    すると視線を鏡に戻して手慣れた感じで巻き髪を直していた。  そんな姿すらもとてもかっこよく見えた。    完璧やられてるよね。    夜の世界に憧れてたのかな。  自分自信って実はよくわからないから後で色々気付くことがけっこうある。
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