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でも、当時の人で一人だけ忘れられない人が一人だけいる。
この人とと出会ったのはまだ高校生のときで、
友達と二人で歩いてたらナンパされた。
見るからに軽そうな感じで、顔もそんなにタイプじゃなかった。
友達はもろタイプだっていってて、その人がウチ狙いだって気付いて羨ましがってたけど別に何も思わなかった。
だってタイプじゃないんだよ?
その人とは成り行きで付き合うことになったんだけど、生活のリズムが違いすぎて結局一週間くらいで別れた。
ボクサーで、昼間仕事して夕方からジム、んで夜の9時くらいに
『今から家にきて』
出会った当時はまだ高校生だったし普通にむり。
そんな日々。
言ってることも本当か嘘かわからないし、女いっぱいいそうだし、信じられなかった。
でもそのミステリアスな感じがたまらなかった。
その人とは別れても体の関係はあった。
後楽園ホールに試合も見に行った。
じきに彼氏ができた。言わなきゃと思っているといいタイミングで誘いの電話が鳴った。
彼氏ができたというと、
『俺まだお前のこと好きだよ。』
すごく嬉しかった。
やり直したい気持ちもあった。
でも信じ切れなかった。。
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