たすけて…

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白いワンピースの女性は… 4人を指差した… いや… 秀樹を… 指差した… 秀樹「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……ぅ…ぅ…」 辺りはまた… 暗闇に… 覆われた… ?「ヒソヒソ…ぅふふ……トットットット……」 何も…見えない… 微かな… 不確かな… でも… 4人の周りに… 確かに存在する… 異界の者達の… うごめき… 息もできない… 声も出ない… 身体を動かすなんて… とても出来ない… ?「………て…………………ょ?」 秀樹(今…できる事…なんだ…?) 幸長(逃げれるか?) 真理子(怖い…怖い…怖い…) 佑里子(幸長…?何処…??) ?(たすけて…此処にいるの…) 秀樹(ん…?…なんだ…人が居る?) ?「……けて……に……ん…しょ?」 秀樹(間違い無い! 俺達以外にも… 魔界のような… このマンションの中に… 居る…) ?「たすけて!そこに居るんでしょ?」 確実に… 4人の耳が… 捕らえた! 秀樹達にとっても、希望の光りだった! 入って来て… まだ10歩も歩いて無い俺達にとって… 先客は大きな情報元になる! 幸長「何処だ…」 つぶやく… 返事が無い… 幸長「何処に居るんだ!」 幸長が叫んだ!辺りが一斉にざわざわしだした… 全身のありとあらゆる毛が逆立ち、筋肉が…筋が…ちぎれんばかりに身体が…硬直した… ?「たすけて!此処よ!2階よ!」 何かが… 触れた…
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