憑…

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憑…

幸長「うわっ~!!!」 秀樹「焦った~!!」 幸長の足だった… 辺りには、相変わらず… ざわつきはある… しかし… 秀樹達四人は、慣れて来ていた… ざわつきの正体は気になるが… 動かなければ… 何も… 始まらない… 何も… 終わらない… ?「足がね…痛いの!歩け無い…」 佑里子「わかったわ…今から行く…だから…待ってて!そこ…動か無いでね!」 ?「うん…後ね…3人…何処に居る筈なの…」 幸長「はぐれちったんか?」 ?「うん…一人は…上に…二人は………」 真理子「とにかく…そっち行くからね…」 4人は歩き出した… 避けるように… ざわつきは左右に別れる… 秀樹(姿は見えないけど…こいつらは害は無いようだ!) だいぶ落ち着いて来た… ほかの3人も同様に… 秀樹「真理子…これ…付けとけ!」 秀樹のデニムに飾りでぶら下がってたチェーンだ … 真理子「うん!」 これで、はぐれる事は無い… 4人一塊になり… 入り口を背に左に曲がり、突き当たりにあるであろう、非常階段に向かう… 上から4人の行動を眺めていた尚子は… 見てしまった… この中は… 霊感?… そんなもの… 関係無い… だって… 此処が… そっち側の世界だから… 目の前が暗くなる… あれは… 何?… お化け?… そんな…かわいいもんじゃ無い… 死者の群れの… 最後尾に… 悪魔? 怪物? 目があった?… 気がした… 尚子は、意識を失った…
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