1530人が本棚に入れています
本棚に追加
秀樹「担いで行こう…」
幸長「わかった!手貸すぜ!」
秀樹「あぁ!すまねぇ…真理子!携帯預かっとけ!」
真理子「うん!」
佑里子「うわぁ…ぁぁぁ…あぁぁぁぁ~なにこれ~?」
幸長「佑里子?どうした…!」
佑里子「こ…れ…見…て……!」
しなしなになった茄子をバックから取り出した…
ほとんど…
皮一枚だ…
幸長「マジかょ……一つも笑えねぇよ!」
秀樹「真理子のは?どうだ?」
真理子「あたしは大丈夫!秀樹のは?」
秀樹「幸長…どうだ?」
幸長「俺も大丈夫だ!…おまえ…まさか?」
秀樹「まいったな~!俺のは茄子も胡瓜もだ!干からびてやがる…」
佑里子「もしかして、これって…命のストックなの…?」
幸長「あぁ…おそらくな…」
秀樹「すると…俺はすでに…二度も召されてる訳だ…
何時だ!それがわからない…」
後…
ストックは…
3人の持つ…
5つ…
真理子「秀樹…!まだあるよ…!ほら!」
真理子のバックの中にあった!
真理子「6本入りだったんだ!よし!佑里子サンに茄子を…この子に茄子と胡瓜を…俺に胡瓜をくれ!」
真理子「やだ!秀樹に茄子と胡瓜!」
秀樹「見てろ!真理子…」
茄子を一本…
尚子のポケットに入れる…
みるみる内に尚子の顔が変わり…
正気を取り戻した…
茄子は…
萎んだ…
ほっとけば…
間違いなく…
死んでいた…
秀樹「わかったな…!」
真理子「うん…うん…」
軽い自己紹介と…
尚子のヒールを改造して、歩き易いようにした…
とりあえずは、何もしないよりましな筈だ…
しかし…
この先…
どうするか?
尚子の仲間を助けに行く…?
たすけてもらいたいのは…
俺達も一緒だ…
命の危機を…
ひしひしと感じていた…
最初のコメントを投稿しよう!