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先住者達…
たすける?とは少し違うが…
尚子の言う…
明弘を捜しに行く事になった…
数少ない…
こっち側の存在だ…
美由紀と一幸は…
おそらく…
もう…
ダメだろう…
明弘の状態も…
さっきの尚子を見る限り…
絶望的だ…
しかし…
行かなくては…
もしかして…
光明が…
そこにあるかもしれない…
尚子が…
重い口を開く…
尚子「見て…」
指をさす…
幸長「なんだこりゃ~」
真理子「きゃぁぁぁぁぁ~」
佑里子「う…うぅ…」
秀樹「見えてたのか…?此処から…俺達が下に居た…あの時も…?」
尚子「うん…うぅ…うぅ…」
秀樹「ずっと…後ろに…いたんだな…?」
尚子「……ぅん……」
秀樹「じゃぁ…大丈夫だ!あの時俺達が感じた、ざわつきが、こいつらだったんだ…」
真理子(大丈夫?ホントに?今はまだ…)
大丈夫?とはいえ…
掻き分けて進むのも…
気が進ま無い…
秀樹「反対側を回って、階段に行こう!」
誰も返事ができない…
あの…
幸長でさえも…
秀樹「真理子…」
真理子「…」
秀樹「聞いてくれ…」
真理子「…」
秀樹「何があっても…おまえだけは…守る…」
真理子に笑顔が戻った…
真理子「ありがとう…一緒に…出ようね…」
秀樹「おう!」
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