初めましてなバレンタイン

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それは今年の2月14日 俺、竜平はいつものように朝適当な時間帯に家を出た 竜平の朝は気まぐれだ 教室に誰もいない時間についたり、遅刻だったりと定まっていなかった 今日の竜平の気分は… 早起き んで誰もいない通学路を登校中 途中散歩中の爺さんと挨拶をしながら気長に歩く っと竜平の目に何やらイカしたバイクが写った 400…だろうかなかなかだな その影にはフルフェイスをかぶった人がバイクをいじっていた フルフェイスの後ろから茶色の髪の束が1本出ている バイクに興味津々の竜平クン この頃はまだ少年の輝きを忘れていなかった 思わず竜平はそのバイクへと近寄って声をかけた フルフェイス「っかし~なぁ~…」 竜平「どうしたんですか?」 竜平は目をキラつかせながらバイクを見る 伊上宅はそれほどお金持ちでは無く、欲しいと言っても誕生日かクリスマスに貰えるか貰えない程度 一般的な家庭よりやや下の経済力 …家庭事情喋りすぎじゃ無いか? 別にいいか…小説だし…
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