初めましてなバレンタイン

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そして時は過ぎ昼休み 竜平は屋上へと向かった 竜平の日課は屋上で昼飯を食べながら日向ぼっこ 空をボーっと眺めながら昼飯を食べていた 実は屋上は立ち入り禁止だ 屋上に入るための鍵自体がこの学校には存在しない けれどもこの学校の、とある部活には代々選ばれた者にのみ自作の屋上への鍵を渡される それを先輩に気に入られた竜平が運良く貰えたのだ 竜平「いい事ねぇかなぁ~~!」 竜平は屋上で大の字になり空を眺めた このまま次の授業はサボろうと考えていた時 ガシャ ガシャ… 竜平は頭元の金網がゆているのに気付く 竜平は音のする方を見るが誰もいない 気のせいかと思い再び仰向けになるが音がする 気になって金網に近づいてみると女の子が両手で金網を掴みぶら下がっていた 竜平「何してんの!?」 竜平は慌てて金網の裏へと回り込んで女の子を引き上げた 「いや~!今回は死ぬかと思ったよマジで!!ありがとね!」 女の子は笑顔でお礼を言う その子はあまりにも可愛い その眩しい程の笑顔に一瞬見とれそうになった
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