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祖父を見たとき、食欲を失いました。
酷く痩せていました。
まるで
別人のように。
そして、よく見掛けるあの装置………
名前は忘れましたが、ピコンピコンなるやつです。
その日は一時間ほどで帰りました。
病院に泊まらないかとも言われたのですが、
まだ学校がありやめました。
家に帰り、母に言われました。
「じいちゃんのこと……
覚悟した方がいいよ。」
そんなこと自分は信じませんでした。
いずれまた、元気になる。
また、ご飯を共に食べれると。
そして次の日、
学校に行きました。
木曜日。
木曜日は美術があるから
好きなんだよね。
そう思ってました。
美術までなにも起こりませんでした。
ですが美術の時間に起きたのです。
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