忘れない。

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『草冠……』 日番谷は涙を拭って洞窟の中から空を見上げた。 そこにはまだ、 草冠の霊子の粒が輝いていた。 日番谷は霊子の最後の一粒が消えるまで、 ずっと空を見上げていた。 しばらくして泣き止んだ日番谷は、 草冠の制服と、氷輪丸を持って 立ち上がった。
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