三章:彼を知るもの

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キラはというと一人で空を眺めていた。 「キラ……」 「アスラン……」 キラはふっと微笑むが元気がない。 「そんなに不安がるなよ…」 アスランはキラの頭を撫でる。 「うん…わかってるけど……」 やっぱり不安になっちゃうよ… 「なら、考えない!」 バチッとデコピンをキラに食らわす。 「痛いよ……」 おでこを摩りながらアスランを睨む。 「そうやって普通にしていれば良いんだよ!」 「えっ?」 「今の表情、いつものキラの表情だよ!」 「そう?」 「うん!だから……」 →
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