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「入学式かぁ…。
なんか実感ねぇよなぁ…。」
明日、入学式だったが何もすることなく、今日までただ日が過ぎていっていた。
「はぁ~。
寝よ…。」
俺は知らず知らずの内に、熟睡していた。
「…る…輝…」
「う…ん…」
「輝…!!」
「う~ん…」
「輝っ!!」
(バシッ!!)
「はぅっ!!
………、何だよ!!」
俺は正直、恥ずかしくてイライラしていた。
「ご飯出来たって言ってるのに来ないから、来てやったんでしょ!!」
「…わかっから、先行っといて。」
「ったくもぅ…」
身仕度を少しして、眠たい目をこすりながらリビングへと向かうと、そこには家族3人すでに揃っていた。
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