第1章『入学式』

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「入学式かぁ…。 なんか実感ねぇよなぁ…。」 明日、入学式だったが何もすることなく、今日までただ日が過ぎていっていた。 「はぁ~。 寝よ…。」 俺は知らず知らずの内に、熟睡していた。 「…る…輝…」 「う…ん…」 「輝…!!」 「う~ん…」 「輝っ!!」 (バシッ!!) 「はぅっ!! ………、何だよ!!」 俺は正直、恥ずかしくてイライラしていた。 「ご飯出来たって言ってるのに来ないから、来てやったんでしょ!!」 「…わかっから、先行っといて。」 「ったくもぅ…」 身仕度を少しして、眠たい目をこすりながらリビングへと向かうと、そこには家族3人すでに揃っていた。
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