永い命の果てに

僧侶

町を出て少し歩いた所で、マフィーは突然止まった。

二人は不思議に思いマフィーを見ると服を脱ぎ始めた

「えっ？ちょ……ちょ…」

マフィーの行動にアタフタしてるのはエルマだけで、グリードは平然としている多分、興味以前に知識がないのだろう。

バサっと聖装着を脱ぐと、現れたのは裸じゃなくて、動きやすそうなラフな服装だった。

だが、僧侶には見えない服装だ。

エルマはホッとしたのと同時に少しガッカリしたのは言うまでもない。

「ふぅ～。ありがとね～。やっと町出られた～。」

「え？」

少しだけマフィーのキャラが変わった。

さっきまでは明るくても清楚という言葉を残したような感じに見ていたのだが今は清楚の欠けらも感じられない。

声のトーンも少し低くなったようだ。