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でも今笑ってくれたから、もう狂った僕は必要ないから
だからどうか、もう泣かないで。
沢山…沢山笑って。
君が僕を突き刺した…
ゆっくりと…
悲しくなんてない、なのに君は泣いていた
僕は君に手を伸ばし撫でた
昔の君をあやす時のように…そっと、壊れモノのを扱うように…
そして、僕は消えた。
今も君の中に僕は残っているかは判らない…
けど、消えた僕の中には残っていた。
今でもアリスの微笑みが、僕の中には残っている。
END
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