お話の作り方2

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 さて、いきなり長編を書かずに短編を書くよう進めていますがいかがでしたでしょうか?  書きたかった内容が入らない、考えていることが上手に書き起こせないなどが出てきたと思います。  小説はその文章中に幾らか含みを持たせた表現が可能なので、書きたいシーンの描写が出来たかと思います。  でも漫画については16頁に収めるのはキツかったのではないでしょうか。    しかしながら、この頁数、漫画を描く上で必要な数字です。  漫画の頁数の基本は8の倍数で構成されています。  これは一枚の大きな紙を八分割し、裏表を印刷して製本する都合によるものなので、減らすことも増やすことも難しいです。  同人誌ならば自分で頁数の都合を合わせやすいので、書き上げた漫画の頁数が例えば22頁なら、八の倍数に満たない残り二頁を後書きや白紙で残しておくなどして都合をつけましょう。  (ただし出版社によっては規定ページ数が8の倍数ではないこともあります)      改めて、漫画・ラノベを作る際の注意ですが、世界と主人公があってお話が出来るというのは1で書きました。  そのお話を作るために、既存の作品をベースに新しい設定を作る方法の一例も1では挙げています。  でも「パクりみたいで嫌だ」と思う方もいるでしょう。
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