漫画・ラノベを書きたいのに

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 さて、漫画・ラノベの作り方です。    何か作品を作りたいと思っている人は沢山いらっしゃることでしょう。  でも、いざ書くとなるとペンが進まない!って人もまた数多いと思います。    なぜ書けないんでしょうか?  実はそういう方々の多くが抱えている問題は、「書きたいことがいっぱいある」からだと自分の経験から答えさせて頂きます。  それは書きたい話の内容だったり、コマ割りの際の構図だったりしますが、概ね書きたい内容が詰め込みすぎなのが原因です。    例を挙げたほうが分かりやすいかな?  電撃文庫「とある魔術の禁書目録」なる本があります。  この作品は、漫画にもなってますが、漫画一冊分の内容は文庫本の約半分。  しかも心理描写や長ったらしい台詞の幾らかを省いてようやく漫画一冊に収まっているんです。  漫画を一冊を描くのに文庫で150頁ほどの分量が必要で、まんま150頁が漫画一冊分にはならないことは、コミックの頁数を数えてみればわかるかと思います。  「銀河英雄伝説」では徳間デュアル文庫四冊分が旧版コミック10冊以上もかかっていることを見れば、いかに内容を詰めて書くのが難しいかが想像出来るでしょう。
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