お話の作り方1

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 漫画にしてもラノベにしても、欠かせないものが2つあります。   ①主人公 ②世界    この2つが無ければお話は作れませんし、何もできません。  なので今回は魅力的なキャラクター、世界観の作り方のお話。        魅力的な、とは言いましたが、どんなお話を作るかによって世界観も主人公も変わってきます。  現代が舞台なら主人公が学生なり社会人かもしれませんし、ドラクエのような世界ならば、勇者なのか賢者なのか遊び人なのかでまた違った話が作れるはずです。  逆に主人公の性格や特徴から世界を決めることも出来ます。  普段はあちこちで遊び歩いている主人公が実は正義の裁判官だった、という設定なら現代風「遠山の金さん」になりますし、携帯電話をマジックアイテムと表記して女子高生に持たせれば、ファンタジー風学園モノが出来上がります。    最近は「悪い魔物を勇者が倒し、世界に平和をもたらす」という話は粗製乱造が過ぎて、みんな飽きてしまっています。  手垢にまみれた話は作りやすいんですが、その分似たり寄ったりな話になりがちです。  開き直って書くか、一歩ないしは二歩はみ出す覚悟が必要です。
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