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Prologue
「今…何て言った…?」
『落ち着いて、もう一度言うわ
私は余命を宣告された、
生きる事が出来るのは後2年』
「どうしてだよ…なんで」
それ以上何も言わない由利はただ俺を見て微笑むだけで。無力な自分が情けなかった。
「俺に…出来る事あるか?」
『孝志にお願いがあるの』
「お願い?」
『‘ ’』
あれ以来、俺は由利との約束を守る為に
生きる事を決めたんだ。
end
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