運命の刻

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クリス『………そろそろ、第一派生が始まる頃か…この仕事はできる事ならやりたくないが…』       そう言いながらコートの内側からナイフの様なものを取り出す。       クリス『…居やがったな。観測対象者。』       観測対象者『た…助け…ウゴッゴフッ』      クリス『くそ…既にココロの崩壊が始まっているのか❗』 ――ココロの崩壊に向かった身体は耐えきれずに、構造が変化し化け物と化す。それを止めるために俺は人を殺している…―――       観測対象者『あ゛ぁ゛あ゛あ゛』       ――腹部が裂傷し、内部から手のようなものが出てきた―――       クリス『ちっ厄介だな。そいつは落とさせてもらう❗』       ―――そういうとナイフを両手に持ち、一気に間合いを詰め、両手を使い下と上から一度に斬りつけた―――       観測対象者『うあぁあああッ❗』       ―――血が吹き出し手のようなものが吹き飛ぶ。続けてクリスは針のようなものを心臓に突き刺す―――       クリス『縫合❗ おい❗あんたに少しばかり時間をやろう。 崩壊を少しだけ止めてやる。 今のうちに何か言いたいことは[?]』       観測対象者『ゴハァッゴホッ…ありがとう…か…家族に…伝えてくれ…申し訳なかったと…』       クリス『解った。伝えよう。覚悟は良いな[?]』       ―――そういうと今度は長めのナイフを取りだし、一気に首を斬った―――
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