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グリーフワーク③
死別の悲嘆のプロセス
愛する家族の死と対面して起こる悲嘆のプロセスは、次のように考えられます。
①ショック状態
取り乱したり、一時的に現実感覚が麻痺したりする。
②死の事実の否定
きっとどこかに生きていると思い込んだり、死亡の事実認識してはいるものの、まだ生きているという思いが行き来している。
③パニックや怒り
パニック状態に陥ったり、愛する家族の死を理不尽で不当な運命と感じ、激しい怒りが生じます。
この怒りを抑制したりすると怒りが自分に向かい、心身の健康を損なったりもします。
④抑うつ・混乱状態
死者が まだ生きていると思い込み、実生活でも そのように振る舞ったりします。
孤独感に襲われ、人間嫌いになったり やる気をなくしてしまったりすることもあります。
⑤死を受け入れる
死の事実を受け入れようとして、ユーモアや笑いを取り戻すことにより、悲しみから立ち上がる状態です。
この段階は必ずしも遺族に共通に現れるわけではありません。
故人との関係や個人差によっても変わります。
家族の死は人生の中で経験する悲しみの中でも 最も大きな悲しみの一つです。
しかし 人間の死・家族の死は必ず訪れてきます。
そんなときの為に 頭の片隅にでも 覚えておいてください。
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