Camellia
9/19
読書設定
目次
前へ
/
19ページ
次へ
「私はね、姫も夜鳴も朝鳴も大好きなんです。私の世界には3人しかいませんから」 急に唯がそんなことを言い出した。 「あなたは桜のような人です。美しく、潔い」 「突然どうしたのだ?」 「いえ、ふとそう思ったのです。あなたは桜のようにさっと咲いて、散る時も未練などまったく見せず、最後ですら美しい……」 しみじみと物悲しそうに、愛しいものを見るように姫の顔を見つめる。
/
19ページ
最初のコメントを投稿しよう!
3人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!