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女の胸…
否、ダストの胸にナイフを縦に入れる。
かはっと首をのけ反らしながら血を吐き汚いコンクリートの地面に倒れるダスト。
何も映していない瞳はソラを向いている。
「お前が悪いんじゃない」
しばらく痙攣していたダストの肢体は、動かなくなり。
徐々に体温をなくしていった。
世の中は不思議の塊だ。
ドラッグに犯され狂うものもいれば。
ゼロの支配下センターで裕福に生きる奴らもいる。
まぁセンターがどんな所かは俺も知らないが…。
たすけて
そう、ダストが声にならない言葉で俺に縋る。
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