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「あまり意見を同調させたくないが、今回だけは正田に賛同するぞ。」
名家出身だからだろうか、プライドを傷つけられた須賀も食いしん坊達の野次に反応している。
「須賀まで何言ってんだよ!とりあえず二人とも睡眠をとってこい」
正田と須賀の身体を押して部屋から退室させる潮瀬。
「貴様ら!野次など叩いてないで、餃子を食べろ!」
「山下総隊長!ここは任せて下さい」
食いしん坊達に向かって山下総隊長が喝をいれる。
全ての歯車が悪い方に回っているのを感じた潮瀬が間に入り仲裁する。
動じないそぶりを見せながら潮瀬が右手薬指のサックを外す。そして、左手薬指のサックも外した。
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