doll

4/4
前へ
/347ページ
次へ
  でも、そんなモノ、一つ一片もくれなかった。 嫌になった。 アイツ等は私の事を唯の“人形”でしかないんだったら、私をこれぽっちも大切に思っていないのなら…。 否、大切には思っているだろう。なにせ、自社繁栄の為の“人形”だから。 もうこれで決意した。 私はこの家を 出ていく。
/347ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1645人が本棚に入れています
本棚に追加