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沢本麻耶は教室の自分の席に座りボンヤリとクラスメイト達を眺めてる。
本当なら高校に入学して嬉しい筈なのに、仲良しの子達とは学校が別で少しヘコんでいた。
《知ってる顔も有るけど。。》
そう思った時、1人でいる女の子が視界に入った。
《可愛い子だな。。
あの子も仲良しとクラスが別れちゃったのかな。。》
そんな事を考えながらその子を見ていたら目が合ってしまった。
麻耶はしらん顔をする訳にもいかず義理的ではあるが微笑んでみせた。
すると女の子はニコニコしながら麻耶に近付いてきた。
「私ゎ天宮夏美。
よろしくね」
そう言って女の子…いや夏美は微笑んだ。
「あっ…
ァタシは沢本麻耶。
こちらこそヨロシク」
麻耶は慌てて自己紹介をし微笑み返した。
そして、お互いの事を話し始めた時に始業のチャイムが鳴り夏美は自分の席に戻って行った。
~目が合ってしまった~偶然から2人は大親友となっていくのだった。
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